あらゆる可能性を考える論理力を持て

いま、皆さんを取り巻くあらゆる問題は答えが一意には定まらないものが多くなってきています。

例:人はなぜ勉強をすべきなのか、戦争は根絶すべきか、環境問題の解決策は石油を全く使わないことである

そういった問題を解決する際に必要となる力が、論理力です。

例えば、こういう問題を解いてみましょう。



 

「人嫌いが集まるバー」

人嫌いの客ばかりが集まるバーがある。
そのバーには13脚のイスが一列に並んでいて、 どの客も、先客からいちばん離れたイスに座る。

そして誰も、人の隣に座ろうとはしない。 店に入り、座れる席がないと店を出てしまう。
バーテンダーは、できるだけ多くの客に来てほしい。
バーテンダーが1人目の客に座る席を指定できるとしたら、 どの席に座らせればいいだろうか?

ヒント:最終的に最も人が座る状態から逆算してみよう

 

解けましたか?
論理力のある人であれば、こういった問題であれば一人でとけてしまいます。

答えが明らかなものに対しても「様々な可能性が、云々かんぬん」言ってきて、議論をややこしくしてくる人もおります。

まずは考えうる答えが1つのものを解決できるようになってから、複数の結論が出るものをできるようになったほうがいいと思います。

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